フランスパンのアレンジ4選|パン職人が教えるフランスパンのおすすめの食べ方

皆さんはフランスパンを食べるとき、どういった食べ方をしていますか?

スライスしてバターを塗ってそのまま食べる?それともトーストしてから?スライスせずにちぎってかじりつく?それってなんだかフランス人のイメージがありますよね。

もちろんどんな食べ方をしてもいいです。ルールがあるわけじゃないし、食べたいように食べればOK。それが一番おいしい食べ方です。

さて、それだけだともうおしまいになってしまうので、今回はフランスパンの食べ方アレンジを4つ紹介していこうと思います。

興味のあるものがあれば、ぜひ試してみてくださいね!

フランスパンのアレンジ4選

1.サンドイッチ(カスクルート)

フランスパンのアレンジ一つ目。バゲットを使ったカスクルート。

フランスパンのおすすめアレンジ一つ目はサンドイッチです。ちなみに、フランスパン(バゲット)を使ったサンドイッチのことをカスクルートと呼びます。

フランスパンのサンドイッチは食パンのものと違い、食べ応えのあるパンの食感や香ばしさを感じられるところが魅力的です。

挟む具材はお好みでなんでもいいですが、パン自体の主張が強いので、挟む具材も味がしっかりしているものがおすすめです。

おすすめはハムとチーズの組み合わせと、ツナサラダと野菜の組み合わせ。どちらも「ザ・カスクルート」といった組み合わせですが、間違いない味わいです。

2.タルティーヌ

フランスパンのアレンジ二つ目。タルティーヌ。

フランスパンのおすすめアレンジ二つ目はタルティーヌです。

タルティーヌの名前は「塗る」という意味のフランス語である「タルティネ」に由来しているそうです。

つまり、スライスしたフランスパンにバターやコンフィチュールを塗ったり、それに具材を乗せれば、それはもうタルティーヌというわけです。

具材には特に決まりはなく、好みのものを乗せればOKです。組み合わせは無限ですね。

オープンサンドのように具材をトッピングするだけでもいいですし、チーズをトッピングしてトーストするのもいいでしょう。

おしゃれな組み合わせでいうと、間違いないのはサーモンとアボカドを使ったタルティーヌですね。

サーモンとアボカドのタルティーヌ by のんべえ主婦

イチジクとゴルゴンゾーラチーズの組み合わせは、ワインのお供に合いそうです。

無花果・ゴルゴンゾーラのタルティーヌ♡ by 穂ノcafe

個人的には、美味しいバターと美味しいジャムがあれば、それだけでもう最高の組み合わせです。

パリで習ったタルティーヌ by パティシエJunko

3.フレンチトースト

フランスパンのアレンジ三つ目。フレンチトースト。

フレンチトーストは食パンのアレンジとしては王道中の王道ですが、フランスパンのアレンジとしてもとてもおすすめです。

むしろ個人的には、フランスパンで作ったフレンチトーストの方が好みなくらいですね。

フランスパンを使うと、皮(クラスト)の部分は食感が残り、中身(クラム)の部分は水分を吸ってとても柔らかく、食パンで作ったもの以上にしっとりとした食感になります。

一晩漬け込んだ♪本格的フレンチトースト♡ by sunsunよっぴい

ポイントとしては、パンを卵液に一晩漬けこむことと、焼き立てではない(1~2日経った)フランスパンを使うことです。

フランスパンを卵液に一晩漬けこむことで、驚くほどしっとりとした食感のフレンチトーストになります。

また、パンは焼きたてのものよりも、1~2日経ったものの方がいいですね。その理由は、適度に乾燥して水分が抜けているパンの方が、しっかりと卵液を吸い込むからです。

余ったフランスパンを再利用するくらいの方が、美味しいフレンチトーストを作ることができますよ。

4.ガーリックトースト

フランスパンのアレンジ四つ目。ガーリックトースト。

甘い系の次はしょっぱい系です。

ガーリックトーストもフランスパンのアレンジとしてはド定番なんじゃないでしょうか。

なんといっても手軽で美味しいのがいいです。お酒のおつまみにもなりますしね。

バター、オリーブオイルを合わせてレンジにかけ、すりおろしたニンニクを加えて混ぜ、それをスライスしたフランスパンに塗ってトーストするだけです。超簡単。

簡単で美味しいガーリックトースト by むぎタロウ

ちなみに、ガーリックオイルの代わりに市販のバジルソースを塗るのもおすすめ。こちらもいいおつまみになります。

バケットで作るバジルフランスパン by レベッカ8

おわりに

さて、ここまでフランスパンのアレンジ4選を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

  • サンドイッチ
  • タルティーヌ
  • フレンチトースト
  • ガーリックトースト(バジルトースト)

この4つは、正直なところ目新しさはないかもしれません。王道的なものしか挙げてませんからね。

でも、間違いなく美味しいフランスパンのアレンジです。

フランスパンに切り込みを入れて、お好みのハムとバター、チーズを挟んでサンドイッチにして、かぶりついてみてください。最高です。

挟むのが手間ならそれすら必要ありません。フランスパンをスライスして(もしくはちぎって)お好みの具材を乗せればタルティーヌの完成です。

一手間加える時間があるのなら、翌日の朝食やおやつを楽しみにしてフランスパンを卵液に付け込んでおきましょう。仕込んでおいたフレンチトーストを翌日焼くだけで幸せになれます。

一杯飲みたくなったら、スライスしたフランスパンにガーリックオイルやバジルソースを塗って、トーストしてみましょう。お手軽簡単で美味しいお酒のお供の完成です。

ぜひ一度試してみてくださいね。

もし「フランスパンのことあまり知らないな」という方は、こちらの記事も併せてお読みください。フランスパンについてざっくりと説明しています。
→【関連記事】フランスパンってどんなパン?パン職人がフランスパンについてざっくり説明してみた

この記事では一番基本的なフランスパンのレシピを紹介しています。フランスパン作りにチャレンジしてみたくなったら、こちらもどうぞ。
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